結婚できる気がしません。どうしたらよいですか？

あなたはこれまで、いくつの恋愛を経験してきたでしょうか？

１回？３回？それとも１０回以上ですか？

それらの恋愛経験は、あなたにとって幸せな思い出でしょうか？
それとも、不幸な出来事だったでしょうか？

このコラムを読んでいるあなたは、もしかすると、大変不幸な恋愛経験をしてこられたのかもしれませんね。

あんなに仲良かった彼（女）の心がいつの間にか離れて、連絡も途絶えがちになり、とうとう別れを告げられた時、あなたの心はとても傷つきました。

自分はこんなに傷ついたのに、街で見かけた彼（女）はすでに新しい恋人と楽しそうにデートしているではありませんか。

もう二度とこんな思いはしたくない。
そう思うあなたの気持ち、とてもよくわかります。

最近、私たちは気軽にトラウマという言葉を口にしますが、その出来事を、トラウマと意味づけたのは、実はあなた自身です。

彼（女）との失恋がトラウマとなって新しい恋愛に踏み出せなくなった・・・
と自分に言い聞かせれば、手っ取り早く楽になれるからです。

あなたは、将来結婚するための直面する課題が「次の恋愛」だということは理解していますが、その課題には当然１００％の勝算などありえません。
だからその課題に挑戦することを避けたいのですが、そこにはもっともらしい言い訳が必要です。

やらない言い訳にトラウマはとても便利な言葉ですね。
他にも「生まれつき」とか「こういう性格だから」など、便利な言葉はいくつかあります。

過去に起きた出来事にどのような意味づけをするかを決めるのはあなた自身です。

でも大丈夫！

今日、このことに気がついたあなたはきっと、過去の恋愛に新たな意味づけをして、新しい恋愛に向かって一歩を踏み出すことでしょう。

「親がこうだから」「こんな風に育ったから」「仕事が忙しいから」などの理由であなたが結婚できないとしたら・・・

それを理由に結婚できないと決めているのはあなたです。

人はすべての行動を自分で決めています。
やると決めるのも自分。やらないと決めるのも自分です。

過去や現在起きている事柄に自分が意味づけをして、だからできない、だからやらないと決めているのです。

例えば、これから仕事に行こうと思い、靴ひもを結んでいたらひもが切れてしまいました。

事柄は「靴ひもがきれた」だけですが、ある人はそれを不吉だと思い、その１日をどんよりした気持ちで過ごすか、あるいは新しいチャレンジはやめておこうと決心するかもしれません。

またある人は頑張ってくれた靴に感謝して、新しい靴を買いに行き、清々しい気持ちで１日頑張るかもしれません。

環境が１００％あなたに影響を与えないとは思いませんが、「だから結婚できない」と決めているのは１００％あなたです。

でも大丈夫！

今日からあなたは、今の自分があるのは環境のせいではなく、自分の思い一つで変えられることに気が付いたのです。
明日の朝、黒猫があなたの前を横切っても、「かわいい黒猫！」とほほ笑んでいることでしょう。

ここまで読んでくださったあなたはもうおわかりですよね。
過去があなたを縛り付けることはないのです。

私が営んでいるもう一つの事業でのお話です。

未熟だった私はある従業員さんを不幸な形で退職させてしまいました。

その後、事業がなかなか軌道に乗らないのはあんな従業員さんにかかわったせいだとさえ思っていました。

私はすべてをその方のせいにして、だから二度と従業員は雇わないと決めました。

しかし、幸いアドラー心理学に出会えた私は今、数人の頼もしい従業員さんに支えられて事業も安定的に営んでおります。

あなたはもう、過去の失恋や育った環境の呪縛に縛られる必要は全くありません。
未来を決めるのはあなたです。

新たな恋愛、そして、幸せな結婚への準備を始めようではないですか！

それでも、客観的な事実として「出会いが少ない」とか、「時間に制限がある」という現実はどうしたらいいのでしょう。

今、あなたは結婚したい！結婚する！幸せになる！と決心することです。

あなたが決心したなら、出会いはここにあります。

あなたの時間で探せるアプリもあります。

何よりこれからあなたは一人で悩む必要はないのです。

私たちが全力で応援します。