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俗に「ケンカするほど仲が良い」と言いますが、それは概ね間違いです。
仲が良いカップルや夫婦は、もちろん全くケンカしないではないのですが、ほどほどです。
ケンカを繰り返していると、お互い疲弊してきますよね?
それなのにそんな生活を好んで続けたいと思いますか?
思いませんよね?
ケンカばかりしているカップルはいずれ破局を迎えます。
あなたも、せっかく交際したのになぜかすぐにケンカになって、結局長続きしないので悩んでいるのでしょう。
実は結婚生活30年を迎える私たち夫婦も以前はよくケンカをしていました。
だからケンカをしてしまうあなたの気持ち、実は大変よくわかるんです。
でも、あることを知った私たちはその後ケンカの回数が激減したのです。
アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズの名著「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んだことはなくても、この本の題名は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?
「今さら?」「ああ、それなら読んだよ」と思われたあなたは、さぞかしこの教訓を生かして、ケンカのない仲の良い交際関係を築いていらっしゃることでしょう。
もしも、未だに不毛なケンカを繰り返しているとしたら・・・
あなたはこの本のメッセージの本質をとらえていないか、理解はしているけど行動に移せていないかのどちらかだと思います。
ぜひもう一度真剣に読んでみることをお勧めします。
ここでは敢えて、「男女平等」や「LGBT」といった社会的な課題については差し控えます。
カウンセラーの私が勉強不足なので、もう少し成長してから発信させてください。
ここでは「男女」の恋愛に焦点を絞ってみましょう。
この本の中で、科学的なデータを多数あげて伝えてくれていることは、「男性と女性は脳の作りとホルモンの働きが全く異なる生物だ」ということです。
だから男性は、新聞を読み始めたら周りの話は耳に入らないし、右手で歯磨きをし始めたら余っている左手でテーブルを拭くこともできない。
一つのことをし始めると同時にもう一つのことはできないというのです。
そして女性は、地図を見ながら目的地を目指すときに、北を上にしたまま進むことはできないので、角を曲がるたびに地図をくるくる回すほかない。
空間を把握するのが不得手なので、車の駐車(特に縦列駐車)が苦手なのだそうです。
裏返してみると、
男性は一つのことに集中することが得意で、方角を認識する事に長けている。
女性は広い空間は苦手だが、狭い範囲でならいくつもの仕事を同時にこなせる能力に長けている
となり、それは太古の昔、男性の役割は一匹の獲物に集中して獲物を狩り食料を持ち帰ることであり、女性の役割は木の実をたくさん採り子育てをすることにあった。
そのことが遺伝子として脈々と受け継がれる中で、男性の脳と女性の脳、そしてホルモンに違う進化をもたらしたというのです。
その違いを理解せずに、男性が女性を、女性が男性を
「なんでこんなこともできないんだ?」
「なんでこの気持ちわかってくれないの?」
と不満を募らせていくことがケンカの原因になっているんです!
〇女性が悩みを相談してきたときに、男性は解決策を提案したくなるが、女性の中にはもうすでに答えは出ていて、ただ話を聞いてほしいだけ。
〇男性にとって電話やメールは情報伝達の手段にしか過ぎないので、そこに女性が楽しい会話や愛のメッセージを求めても無理。
〇女性はストレスがたまるとおしゃべりすることで発散・解決を図るが、男性は自分自身で最後まで解決したいので一人で考え込む。
これらはすべてこの本の受け売りですが、男性が優れているとか、女性が秀でているとかではなく、これらの違いを理解することで、お互いを尊重しあうことができれば、必ずケンカは減ります。
わたしたち夫婦が実証していますから間違いありません。
ただ、このサイトを通じて何度も言っていることですが、理解ができたということと、それを実行できるということは違います。
実際の交際の中では何度も失敗します。
でも、信じて練習するうちに次第にケンカが少なくなり、お付き合いも長続きするようになるんです。
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私たちカウンセラーは、こうやって偉そうなことを言っていますが、結婚するまでにはずいぶん遠回りもし、結婚したらしたでたくさんの失敗もし、だからこそ勉強したことを実践してみて、「これはいい!」と確信が持てた時にはじめて情報発信しています。
あなたに私と同じ失敗をしてほしくないから。
でも、なかなか一人で頑張る婚活はエネルギーのいること。
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